Exhibition【Info

Sekine Ryo Exhibition
FLASH

20180526(sat)-29(tue)
13:00-21:00
※28(mon)13:00-16:00

condor / コンドル道具
東京都杉並区荻窪5-11-6 1F
荻窪駅西口徒歩5分

関根さんの作品を発表させて頂く事になりました。展示の一部では古道具を置いているcondorの光景に関根さんの作品を配置してもらう箇所もある予定で す。光景を扱うという事をあまり意識して来なかったので関根さんが光景をどの様に感じて作品を制作しているのか、そしてcondorの光景をどの様に感じ て頂けるのかお聞きしたいと思っております。以下アーティストステイトメントになります。
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眼前に広がる光景をどの様に扱うかという課題に対して、方法と行為から、その考察を試みた結果としての作品群です。

 


 

西 勇太 溜 分 / f i l t e r
https://www.instagram.com/yuta___nishi/

2018.3/30(金)-4/1(日) 11:00~20:00

condor / コンドル 道具
東京都杉並区荻窪5-11-6 1F
荻窪駅西口徒歩5分

西さんの作品を発表させて頂く事になりました。
照明デザインを主に手がける西さんによるコンドルの空間を利用した作品となります。ステイトメントから自身の表現を一度確認しているかのように感じます。
この展示で発表した後の西さんの作品がどの様に展開されていくのかも興味深いです。以下アーティストステイトメントになります。

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[溜分(リュウブン)] – 蒸留によって,もとの液体混合物から沸点別に蒸発分離して得られる各成分。

自分が表現したいことは本当にこうなのか。皮肉を込めて「溜分」という言葉を使います。

 


 

 

畑 正太 SKY/GROUND

2017.5/4(木)ー5/9(火)
condor / コンドル 道具
東京都杉並区荻窪5-11-6 1F
荻窪駅西口徒歩5分
12:00ー19:00

畑さんのアート作品を発表させて頂く事になりました。畑さんが絵を解体することによって出来る境界というものををどのように考えていてどのように描くのか、 この投稿の絵のようにあればそこに景色が無くても地平線だと理解できます。こちらは文字という共通認識されたものによってどのような境界か明確化していますが、他の手法でもどのように表現するのか興味深いです。以下アーティストステイトメントになります。

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空と地面があれば一つの絵になり、一つの線を引けば境界ができる。
絵を絵として見るのか、一つの錯視現象として見るのか。
絵を解体する欲求は私にとって純粋な好奇心であり、また大きな悩みの種である。


佐塚弾純・鈴木祥平  /  二人展

2017年1月24日(火)ー31日(火) 13:00ー21:00
CONDOR  / コンドル道具 (condor_dougu)
東京都杉並区荻窪5-11-6 1F 荻窪駅西口徒歩5分

佐塚弾純さんと鈴木祥平さんのキネティック作品を発表させて頂く事になりました。
この度の展示では佐塚さんは駆動するイラスト作品を、鈴木さんは駆動する立体作品を展示して頂く予定となっております。
お二方とも動きのある作品を展示して頂くので、音と気配を頻繁に感じる興味深い展示になる事かと思いますので是非起こし下さい。
以下、アーティストステイトメントになります。

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legend(い)ー佐塚弾純
静岡の実家で、僕は時差を感じていた。
家の裏に津波タワーが建ち、祖父の膝はサイボーグになり、隣の家の犬がいなくなり、幼馴染は消防士になった。
それは僕とは無関係に過ぎていく、時間の流れであった。
だから僕は時間を刻まない時計を作った。
同じ時間を回り続ける時計だ。
https://www.instagram.com/hazumusazuka/

Legend(ろ)ー鈴木祥平
神奈川県横浜の外れにて思うことがあった。
昼、園児の合唱が行進し、夜は若者の車が街道を騒がすこと。
朝会社に行き、夜帰ること。
人は輸送され、コンテナで寝ること。ビルから見下ろす粒粒が皆働き蟻に見えること。
いま最後に思ったのは、それでも良い。
それでも良いよね?ということそれだけだった。
http://suzukishohei.tumblr.com/


成澤果穂 「彼女はその場面をスナップした」 “She snapped the scene”

2016年12月5日(月)ー18日(日) 12:00ー20:00 火曜定休
コンドル道具 (condor dougu)
東京都杉並区荻窪5-11-6 1F 荻窪駅西口徒歩5分

成澤果穂さんの絵画作品をコンドル道具にて発表させて頂く事になりました。
この度の展示ではコンドル道具の商品や什器の一部を残しており、
そこに絵画作品を配置する形の展示空間にさせて頂く予定になっております。
成澤さんの絵画をご覧頂くに加えコンドル道具の雰囲気も感じて頂ける事かと思います。
こういった展示方法を取る機会も少ないかと思いますのでぜひお越し頂きたいです。よろしくお願い致します。
以下、アーティストステイトメントになります。

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自分がなぜ絵画を「良い」と思うのか。その根源に辿り着きたいと思っている。

表層。
小さな決定を積み重ねた上での表層というよりは、地獄の連鎖のような度重なる過程を繰り返したという表現の方がしっくり来る。
その連鎖の先に、イメージが色と形、絵の具の物質性を持って不意に絵画となり立ち現れる瞬間がある。
その瞬間にすべての否定が肯定され、マチエールがイメージと時間の厚みとなり、キャンバスに寄りかかっていた絵の具が自立した物質となる。

イメージを定着させる。
その行為が私を現実に留まらせてくれる。

朝、パンにマヨネーズを垂らす、塗る。
ネズミが天井を駆け回る音がする。
夜、起立した陰茎を掴む。
6時がいちばん眠い。

散り散りなイメージが層として定着し、
ギラギラとした色彩を伴った固まりとして目の前に迫ってくる。
言葉が生まれない瞬間。
すごく、「良い」と思う。